BichonFriseTokyo

犬舎ごあいさつ

ビション・フリーゼとブリーダー

ビション・フリーゼ専門犬舎『Jardan Special Music Kennel』のブリーダー鈴木です。
当犬舎の設立は1994年、当初はマルチーズのショードッグを育てながらブリーディングをしていました。

ビション・フリーゼとの出会いは、マルチーズを育てながら、「自分であの絹糸のような美しい被毛を管理できるようになりたい」とトリミングスクールに通っているときでした。

ビション・フリーゼという犬がいることを講義で聞いたり見たり、実際に触れていくうちになんとなく気になってはいたのですが、家にはマルチーズが何頭もいましたし、先生方からはマルチーズと比べて体の大きなビションは一緒に飼育するのは向かないと反対されていました。

しかし、紆余曲折あって迎え入れることになったのが当犬舎の長女『パーシェリー』です。

当時はまだビションが珍しい頃だったので、ビションがどのような犬かは未知数でした。

ビションはマルチーズをダメにすると言われた経緯があったので心配していましたが、実際に一緒に暮らしてみるとなんてことはありません。

パーシェリーは私にとても忠実で、犬にも人にも社交的でした。相手を気遣う優しさがあって、常に笑顔を振りまいているような陽気で愛情深い子でした。

さらに、マルチーズとは毛質の違う真っ白なパウダーパフはトリマー冥利につきます。

ビション・フリーゼは気質も性質も、想像以上に魅力的な犬種で、私はたちまちパーシェリーとビション・フリーゼの虜になってしまったのでした。

そして2004年からビション・フリーゼのブリーディング、ショーへの参戦を始めました。

当犬舎のビションたちについて、チャンピオン犬の紹介などは追ってこちらのコラムでしていきたいと思っています。

現在私は7頭のマルチーズと15頭のビションと暮らしながら、トリミングサロンではたくさんのビションたちのカットをしています。2022年にはJKC公認クラブとして東京北スペシャル ビション・フリーゼ クラブも設立いたしました。

ブリーダーとして、トリマーとして、そして家族としてもビション・フリーゼを心から愛しています。